15年間、何よりもプレーすることを愛したレジェンド。

7月18日、かつて所属した京都サンガのホームスタジアム・西京極の一室で、インタビューは始まった。引退セレモニーを行ったばかりの黒部光昭氏は、静かな声で語り始めた。15年間のプロ生活、平たんではなかった歳月。淡々と語るその言葉の端々に、サッカーへの想いがほとばしる。ただひたすらサッカーを突き詰めてきたレジェンドは、セカンドキャリアという新しいステージをどんな想いで迎えているのだろう。

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京都パープルサンガ(現京都サンガF.C.)、セレッソ大阪 在籍 黒部 光昭 氏

 

真摯にサッカーと向き合った日々。
仲間たちとつかみ取った天皇杯優勝。

 

――15年間の現役生活、お疲れ様でした。いちばん長く在籍されたのがキャリアをスタートされた京都パープルサンガ(当時)でした。印象的なことは何ですか?

個人的にはシーズン30得点や日本代表などいろいろありますが、クラブでの経験でいうと2003年元日の天皇杯優勝になります。 続きを読む 15年間、何よりもプレーすることを愛したレジェンド。

関西レジェンドマッチ2015 マッチレポート

2015.07.18 16時キックオフ 西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場

あのレジェンドたちが、スタジアムに還ってきた! 黒部光昭のヘディング、西澤明訓の存在感、吉田孝行のシュート、ゲルト・エンゲルスのハードワーク、梶野智のロングスロー…。伝説の名選手たちの本気のプレーに沸く、特別な一戦。

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ファミリーの絆を強さに変えて。 クラブに関わる全員で、戦おう。

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京都サンガF.C. 強化部部長 野口 裕司 氏

加入は1994年。“京都パープルサンガ”創設時から、9年間このクラブでプレーした。現役引退後も普及部コーチやスカウトとしてクラブに携わり、今シーズン、強化部部長に就任。現役時代の呼び名に触れると「たまたま長く在籍しただけですから」と笑うけれど、変化の激しい揺籃期からずっとチームで活躍し続けるのは並大抵ではないだろう。サッカーへの情熱、クラブ愛、選手・チームへの思いと献身は、当時も今も変わらない。
ミスターサンガは、その名のとおりこのクラブによく似ている。
明るく誠実で、ひたむきに夢と向き合い、どこまでも熱い。

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この戦いの先にある、少年の日の夢をつかめ。

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京都サンガF.C. 高橋 祐治 選手

J1昇格へ――炎天下のサンガタウンで厳しい練習が続いていた。汗だくでプレーする選手たちに、監督・コーチから容赦ない声が飛ぶ。ゴール前で練習に打ち込むのは、ひときわ長身の若いディフェンダー。京都サンガのアカデミーで育ち年代別代表にも選ばれてきたエリートは、経験豊富なセンターバックが多いチームで熾烈なポジション争いの渦中にいる。今シーズンはJ3、天皇杯と実戦経験を重ねて、J2リーグへ活躍の舞台を移してきた。スタメン定着へ、そしてオリンピックへ、周囲の期待も高まる。
高橋祐治、21歳。トップチーム昇格3年目の想い。

 

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どんな時も“京都サンガ”であるために。

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京都サンガF.C. GM 祖母井 秀隆 氏

若手中心でチームをつくりあげてきた3年間――最後の最後で、昇格は叶わず。
それでも前に進まなければならないクラブに、今年、バドゥ監督がやってきた。
明るく、熱く、真っ直ぐな笑顔と繊細な心くばりは、まわりの人々を魅了する。
祖母井GMの旧友であり、世界15クラブと3カ国の代表監督を務めた新監督のもと
京都サンガは、4年目のJ2リーグを全員で戦う。

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まだ日本にない、Jクラブのあるべき姿。

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J2降格とともに、多くの主力選手が京都サンガを去った。若い選手を中心に、新しいチームづくりが始まった。目指しているのは、昇格・降格を繰り返すのではなく、J1に定着し発展するクラブ。そして、京都サンガが生活の一部になるような、あるべきサッカー文化の創造。「そのためには、クラブトータルの力の向上がなければ」祖母井秀隆GM、就任3年目の京都サンガを語る。

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