大阪体育大学が無敗で首位。関西学生サッカーリーグ後期第6節。

関西学生サッカーリーグは折り返しとなる第6節が10月17・18日に開催されました。前節の時点で首位だったびわこ成蹊スポーツ大学は今節は試合がなく、大阪体育大学が阪南大学に、関西学院大学が京都産業大学に勝利したため、首位大体大、2位関学大、3位びわこ大と上位の順位が入れ替わりました。今シーズン昇格した甲南大学が好調の立命館大学に勝ち、6位に浮上。立命大は4位。関西大学は同志社大学に勝って5位、桃山大学は大阪学院大学に勝って7位となりました。まだ勝利がない同志社大学、次節は阪南大学との対戦です。※順位は暫定

シーズン序盤は昨年順位の上位と下位との対戦で組まれてきましたが、ここから徐々に上位同士の直接対決が増えてきます。これからますますヒートアップする関西学生サッカーリーグをお見逃しなく!

第6節 結果 10/17(土)・18(日)
大体大 3 (2-0) 1 阪南大
関学大 2 (1-0) 0 京産大
桃山大 1 (1-0) 0 大院大
立命大 1 (1-1) 3 甲南大
関西大 2 (2-0) 0 同大
びわこ大 – 近畿大(不戦試合)
※( )内は前半

順位(暫定)
1大体大   勝点13(5) 4勝1分0敗 差7
2 関学大  勝点12(4)   4勝0分0敗 差7
3 びわこ大 勝点11(5) 3勝2分0敗 差4
4 立命大  勝点10(5)   3勝1分1敗 差5
5 関西大  勝点9 (5) 3勝0分2敗 差2
6 甲南大  勝点7 (5) 2勝1分2敗 差1
7 桃山大  勝点7 (6) 2勝1分3敗 差-1
8 阪南大  勝点6 (3)   2勝0分1敗 差0
9 京産大  勝点5 (6) 1勝2分3敗 差-1
10大院大    勝点4 (6) 1勝1分4敗 差-4
11近畿大     勝点1 (4) 0勝1分3敗 差-7
12同大     勝点0 (6) 0勝0分6敗 差-13
※( )内は試合数。近畿大学は不戦試合1試合を含む。

第7節 10/24(土)
大体大 – 関西大
関学大 – びわこ大
立命大 – 京産大
阪南大 – 同大
甲南大 – 大院大
※桃山大 – 近畿大(不戦試合)

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会は無観客試合となっておりますが、1部リーグの全試合は関西学生サッカー連盟公式YouTubeチャンネルで録画配信しています。

 

試合レポート

第6節で開催された5試合のうち、関西学院大学vs京都産業大学、大阪体育大学vs阪南大学の試合が万博記念競技場で開催されました。

 

第一試合 関西学院大学vs京都産業大学

不戦試合と雨天延期で3週間ぶりの試合となった関西学院大学と、ここ2試合上位との対決で惜敗の京都産業大学の対戦。立ち上がりいきなり京産大FW10堤原翼選手がシュートを放ちますが得点ならず。逆に関学大は徐々にチャンスをつくり、29分にはFW7山見大登選手のゴールで先制。その後も攻撃を続けますが、京産大が集中した守備でそれ以上の得点を許しません。追いつきたい京産大、後半は攻撃のギアを上げていきますが関学大の堅い守りに阻まれます。一方の関学大も最後まで攻撃の機会をうかがい、84分にFW7山見大登選手からのパスを代わったばかりのMF19渡邉英祐選手がヘディングで追加点をあげます。京産大も最後まで関学大のゴールに迫りますが、試合はそのまま2-0で関学大が勝利しました。

 

 

第二試合 大阪体育大学vs阪南大学

お互いに激しく攻めあい、ボールを奪うと一気に前線へ駆け上がる。両者譲らない試合の行方を左右したのはセットプレーでした。先制点は開始10分、大体大がコーナーキックからDF22高橋秀典選手のヘディングで1-0と阪南大をリード。40分には大体大MF11横山翔大選手が追加点をあげ2-0で前半を折り返します。しかし阪南大は後半46分DF2真瀬拓海選手(ベガルタ仙台内定)からのパスを途中出場のFW33福羅光希選手が決めて1点差に。ここから勢いに乗りたい阪南大は果敢にボールに詰め寄りますが、大体大は守備も堅い。再び試合が動いたのはコーナーキックから。71分、大体大は途中交代のDF5大崎航詩選手が蹴ったコーナーキックをMF6疋田優人選手が頭で決めて追加点、3-1と阪南大を引き離します。その後も両者は激しく攻めあいますが、それ以上はどちらも譲らず。大体大が3-1でタフな試合を制しました。

 

関西学院大学vs京都産業大学、大阪体育大学vs阪南大学の試合の模様はフリーメディアoneのFacebookでも写真で紹介していますので、あわせてご覧ください。

Michio Kii

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