【関西学生サッカー】最終節 阪南大のインカレ出場が決定。立命大は大体大に勝利し自力で1部残留。

11月20日(土)・21日(日)、関西学生サッカーリーグ最終節が開催されました。インカレ出場最後の1枠をめぐる阪南大・大体大・同大の争いは阪南大が勝利。また、1部残留をめぐる甲南大・立命大・桃山大の争いは、桃山大が勝点を伸ばせず2部への降格が決まりました。なお、2部リーグからは大阪産業大学が来季1部への昇格を決めています。

 

●大阪体育大学vs立命館大学

大阪体育大学vs立命館大学は、この試合残留がかかる立命大が8分にオウンゴールで先制すると55分にも追加点をあげて2点リード。インカレ出場のためには負けられない大体大もDF22熊谷太陽選手のゴールで1点を返しますが、2-1で立命大が勝利。立命大は自力で1部残留を決めました。大体大GK1泉森涼太選手(鹿児島ユナイテッドFC内定)は先発フル出場でした。

 

●阪南大学vs桃山学院大学

阪南大学vs桃山大学は、盛んに仕掛ける阪南大に対して一歩も譲らない桃山大という好ゲームになりました。残留のためには勝利が必要な桃山大が41分にFW9山口海都選手のゴールで先制しますが、攻め続ける阪南大が後半アディショナルタイムにFW13永井絢大選手のゴールで同点に追いつくと、さらにFW10松原大芽選手の逆転ゴールが決まり、2-1で阪南大が勝利。阪南大は同志社大学の結果を待たずにインカレ出場を決めました。11位の桃山大は勝点を伸ばせず、来季2部への降格が決まりました。

 

びわこ成蹊スポーツ大学vs大阪教育大学は大教大がFW28田中大智選手のゴールで先制するも、びわこ大がFW36大嶋佑選手のゴールで追いつくとMF11泉柊椰選手(ヴィッセル神戸内定)・DF5森昂大選手(徳島ヴォルティス内定)が追加点をあげ、3-1でびわこ大が勝利しました。京都産業大学vs甲南大学は、京産大がMF7食野壮磨選手の2ゴールで勝利。京産大GK1田中颯選手(徳島ヴォルティス内定)、甲南大DF4井上聖也選手(アビスパ福岡内定)ともに先発フル出場でした。同志社大学vs大阪経済大学は、大経大MF20村上陽斗選手のゴールで先制しますが、同大がMF19戸坂隼人選手とFW49岩岸宗志選手がゴールをあげて2-1で同大が勝利。関西大学vs大阪学院大学は、関西大がMF20足立翼選手とFW9沼田駿也選手(レノファ山口FC内定)のゴールで2-0と勝利しました。

 

●結果
第13節 11/20(土)・11/21(日)
びわこ大 3 (1-1) 1 大教大
京産大 2 (2-0) 0 甲南大
阪南大 2 (0-1) 1 桃山大
大体大 1 (0-1) 2 立命大
同大 2 (0-1) 1 大経大
関西大 2 (0-0) 0 大院大
※関学大 試合なし

●順位
1 関学大  勝点61(24)
2 京産大  勝点45(24)
3 びわこ大 勝点45(24)
4 阪南大  勝点41(23)
5 同大   勝点40(24)
6 大体大  勝点37(24)
7 関西大  勝点36(24)
8 大院大  勝点30(24)
9 立命大  勝点26(24)
10 甲南大  勝点23(24)
11 桃山大  勝点21(24)
12 大経大  勝点15(23)
13 大教大  勝点12(24)
※( )内は試合数

 

2021年の関西学生サッカーリーグ、1部は延期試合の阪南大vs大経大の1試合を残すのみ。2部は昇格の残り1枠を決める戦いが続きます。また、関西学院大学、京都産業大学、びわこ成蹊スポーツ大学、阪南大学が出場する2021年度第70回全日本大学サッカー選手権大会(インカレ)は、12月8日から25日までの日程で開催されます。関西からの出場チームの応援をよろしくお願いいたします!

 

 

Michio Kii

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