【関西学生サッカー】第8節 大体大は札幌内定の木戸選手ゴールも、首位関学大に勝利ならず。

6月3日・4日、関西学生サッカーリーグ第8節6試合が開催されました。

 

京都産業大学vs立命館大学は、立命大が43分にオウンゴールで先制しますが、後半は京産大がPKを含むシュート8本で2得点。守っては立命大をシュート1本に抑えて2-1で勝利しました。京都サンガF.C.内定の立命大MF28中野瑠馬選手は後半途中出場でした。

阪南大学vs関西福祉大学は、関福大が待望の初勝利です。前半、2本のシュートで2得点をあげると、後半さらに2点を加えて4得点。FW16髙野雷我選手、MF53清水楓之介選手ともに1ゴール1アシスト、好調のFW9鄭健司選手も4点目をアシストしました。阪南大はシュート12本を放ちますが、FW20中田有祐選手の1得点のみ。4-1で関福大が勝利しました。清水エスパルス内定の阪南大DF19高木践選手は、6月3日のJ2リーグ山形vs清水でメンバー登録されており不在でした。

大阪学院大学vs桃山学院大学は、後半に試合が動きました。46分、桃山大がMF11片淵竜鳳選手のゴールで先制しますが、69分には大院大がFW9閑田隼人選手のゴールで同点に追いつきます。勝負はアディショナルタイム、ラスト15分で投入された桃山大FW9長友陸翔がヘディングシュートを決めて逆転。桃山大が1-2で今季2勝目をあげました。

ここまで6位の同志社大学は、勝点1差で9位の大阪経済大学と対戦。大経大がPKによる1得点で試合を決めました。大経大は5位浮上です。

びわこ成蹊スポーツ大学vs関西大学は、関西大がMF8菊地孔明選手の1ゴール1アシストなどで3得点、守備ではびわこ大を完封し、0-3で関西大が勝利しました。湘南ベルマーレ内定の関西大DF4髙橋直也選手は後半途中出場でした。

首位関西学院大学は3位大阪体育大学と対戦しました。先制は大体大、21分に北海道コンサドーレ札幌内定のMF8木戸柊摩選手のゴールが決まります。しかしそこから関学大が反撃。30分にFW9渡邉颯太選手、37分にMF8佐藤陽太選手がゴールを決めて前半のうちに逆転すると、後半も52分にFW11望月想空選手、59分にMF6長尾優斗選手がゴール。4-1で首位関学大が勝利しました。

 

●結果

第8節
6/3(土)
京産大 2 (0-1) 1 立命大
阪南大 1 (0-2) 4 関福大
大院大 1 (0-0) 2 桃山大
同大 0 (0-0) 1 大経大
6/4(日)
びわこ大 0 (0-2) 3 関西大
関学大 4 (2-1) 1 大体大

 

●予定

第9節
6/10(土)
会場:ヤンマースタジアム長居
大院大 – 立命大
同大 – 桃山大
会場:三木総合防災公園陸上競技場
関福大 – 大経大
阪南大 – 大体大
6/11(日)
会場:ヤンマースタジアム長居
びわこ大 – 京産大
関学大 – 関西大

 

今シーズンの関西学生サッカーリーグ、1部リーグは全試合有観客・無料で開催されます。2部・3部・4部リーグは会場によって来場制限や応援スタイルの規制があります。また、新型コロナウイルスの感染症法の分類変更に伴い、学生サッカー観戦における感染症対策ガイドラインの適用はなくなりました。今後の感染対策については一人ひとりの判断となるため、お互いの考え方を尊重するとともに、体調不良による無理な観戦は控えましょう。その他、リーグ戦の予定やJクラブ内定選手の発表など関西学生サッカーの最新情報は、関西学生サッカー連盟のHPでご確認ください。

 

Michio Kii

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