展覧会「BLEACH生誕20周年記念原画展 BLEACH EX.」あの名シーンを原画で見る悦び。

©久保帯人/集英社

20年の歩みを、魂で体感せよ―――漫画家 久保帯人氏が15年間、「週刊少年ジャンプ」で連載しつづけたバトル・アクション漫画『BLEACH』。その誕生20周年を記念した原画展「BLEACH生誕20周年記念原画展 BLEACH EX.」が大丸ミュージアム〈梅田〉にて開催中です。(〜4/18まで)

名シーンを原画でじっくり楽しめるチャンス。魂がふるえる名作の歩みを、会場で体感ください!

 

名シーン、名言を、よりリアルに体感。

『BLEACH』は、2001年「週刊少年ジャンプ」36・37合併号から2016年38号まで、約15年間にもわたって連載されたバトル・アクション漫画。突然〈死神〉の力を得た主人公・黒崎一護(くろさきいちご)と個性あふれる仲間たちが虚(ホロウ)と呼ばれる悪霊や敵との戦いを通して成長していく姿が描かれています。

単行本は74巻を数え、仲間の大切さや戦う意味、そして、生きること、死んでいくことの本質を問うような名シーンや名言がちりばめられています。

 

本展は『BLEACH』という作品が生まれて20年の時間を重ねたことを記念し、貴重な原画たちを初展示。漫画の世界観そのままのブラック&ホワイトの空間のなか、細部にまでこだわった美麗な原画たちがこれでもかと並んでいます。

©久保帯人/集英社

 

漫画ファンとして、人の手からクリエイトされた原画を目の前で鑑賞できることはこのうえない幸せ。ベタの筆跡、ペン入れの繊細さ、描きなおしたホワイト跡など漫画家の魂が込められた原稿は、どれを見ても鳥肌が立ちます。

また、展示されている原画は、ファンから人気の高い名シーンぞろい。名シーンや名言を原画でリアルに体感でき、漫画で読んだ感動がより大きくなって蘇ってきます。また、久保先生のコメントも添えられているので、作品を生み出す苦労や楽しみが垣間見られるのも楽しいポイントです。

©久保帯人/集英社

 

本展のための描き下ろし作品も展示!

本展は、原画に加えてさまざまな趣向を凝らした展示も楽しめます。個人的に好みだったのは、作中で散っていくものたちの印象的なシーンを原画と漫画のパネルで紹介したコーナー。せつなくも美しいストーリーに改めて胸を打たれます。

©久保帯人/集英社

 

また、個人的に久保先生の漫画の魅力のひとつは大胆で迫力のあるレイアウトだと思っているのですが、それを堪能できるカラー原画が見られるのも至福。イラストの制作過程がわかる展示があるのもうれしいです。

©久保帯人/集英社

 

展示の後半には、本展のために描き下ろした作品も展示。東京会場のトークイベントで描かれたドローイングなど、貴重な作品たちは必見です。さらに、ショップでは久保帯人氏のイラストを使用したオリジナルグッズがバラエティ豊かにそろい、発売されています。チケット1枚につき渡されるご来場者特典もあるので、お楽しみに!

©久保帯人/集英社

 

「BLEACH生誕20周年記念原画展 BLEACH EX.」

会期:2022年3月24日(木)〜4月18日(月)※会期中無休

開場時間: 10:00〜20:00(最終日は18:00まで) ※最終入場は閉場時間の60分前まで

会場:大丸ミュージアム〈梅田〉 大丸梅田店 15階

入場料(税込):一般2,000円/中高生1,500円/小学生1,0000円 ※未就学児無料

※本展覧会は、お客様の混雑緩和・安全対策のため、初日、2日目と土日のみ数量限定の「日時指定制」とさせていただきます。

※3月28日以降の平日券には日時指定はありません。

※チケットはローソンチケットで発売いたします。会場でのチケット、当日券販売はありません。

詳細は公式サイトをご覧ください。

大阪会場公式サイト:https://dmdepart.jp/museum/umeda/bleach-ex/

masami urayama

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