11月21日（土）・22日（日）、関西学生サッカーリーグは最終節となる後期第11節を迎えました。
延期試合が残るものの、大阪体育大学は引き分け以上で優勝が決まります。対戦相手は勝てば優勝への望みがつながる関西学院大学。試合はともに譲らない展開ながら、大体大が関学大のシュートを3本に抑え込み、0-0で優勝を決めました。2位びわこ成蹊スポーツ大学と4位桃山学院大学の試合は、前半に桃山大MF10若山修平選手の1ゴール2アシストで3点リード。びわこ大も終盤にMF11泉柊椰選手の2ゴールで1点差に迫りますが、試合は2-3で桃山大の勝利となりました。また、京都産業大学vs甲南大学は0-2で甲南大、大阪学院大学vs同志社大学は1-2 で同大と、昇格チームがともに勝利しました。
なお、2021年1月に開催が予定されている全国大会への出場チームはまだ確定していません。引き続き、関西学生サッカーリーグにご注目ください。
第11節 結果 11/21（土）・11/22（日）
大体大 0 (0-0) 0 関学大
びわこ大 2 (0-3) 3 桃山大
京産大 0 (0-0) 2 甲南大
大院大 1 (0-0) 2 同大
立命大 – 関西大（未消化試合）
阪南大 – 近畿大（不戦試合）
※（ ）内は前半
第11節 順位（暫定）
1 大体大 勝点24 率2.182
2 立命大 勝点17 率1.889（阪南大）
3 桃山大 勝点20 率1.818
4 阪南大 勝点14 率1.750（関西大、立命大、関学大）
5 関学大 勝点14 率1.750（甲南大、関学大、阪南大）
6 びわこ大 勝点19 率1.727
7 甲南大 勝点17 率1.700（関学大）
8 関西大 勝点10 率1.429（阪南大、関学大、京産大）
9 京産大 勝点11 率1.100（関西大）
10 同大 勝点12 率1.091
11 大院大 勝点7 率0.636
12近畿大 勝点1
※（ ）内は延期試合。
※近畿大学の通年成績は最下位。第1節～第3節までの近畿大学の試合結果は記録に残り、第4節以降は不戦試合として対戦相手に勝点3が与えられます（スコアは記録されません）。ただし、順位決定の際に勝点が並び不戦試合のスコアが影響を及ぼす場合は、勝点はそのまま、得失点・総得点に関しては近畿大学との対戦スコアを除いた点数で順位を決定します。（近畿大学の第3節までの成績：△立命大1-1、●関西大1-0、●京産大1-4）
※チームごとに消化試合数が異なるため、最終順位は勝点を試合数で割る「勝点率」で決定します。
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会は無観客試合となっておりますが、1部リーグの全試合は関西学生サッカー連盟公式YouTubeチャンネルで録画配信しています。
試合レポート
びわこ成蹊スポーツ大学vs桃山学院大学
前節大体大に敗れたびわこ成蹊スポーツ大学、対する桃山学院大学は前節阪南大学と引き分けたものの調子を上げてきているチーム。試合は開始早々から動きます。6分に桃山大MF10若山修平選手のシュートが決まると直後の7分には若山選手のパスをDF3小林大智選手が決めてあっという間に2点リード。さらに18分には再び若山選手のパスをMF37三枝竜也選手が決めてリードを3点に広げます。前半シュート1本に抑えられたびわこ大は後半もなかなかチャンスを作れないまま終盤へ。アディショナルタイムにびわこ大FW9清水一雅選手からのパスをMF11泉柊椰選手がゴール。さらに2分後には桃山大のゴール前でこぼれ球に反応したびわこ大の泉選手がゴールを決めて1点差まで詰め寄りますが、反撃もここまで。2-3で桃山大がびわこ大を下しました。
びわこ大、桃山大ともこれで今シーズン全11試合を終了。全国大会へ、延期試合の結果を待ちます。
大阪体育大学vs関西学院大学
ここまで6勝3分1敗の大阪体育大学は今節引き分け以上で優勝が決まります。対する関学大は延期試合を3試合残しており、この試合に勝てば優勝へ望みがつながります。試合は立ち上がりから互いにシュートを打ち合いますが、次第に大体大ペース。関学大も大体大ゴールに迫るものの、なかなかシュートが打てません。0-0で迎えた後半、大体大は守りに入ることなく攻め上がりますが、関学大も堅い守りでゴールを許しません。一方の関学大もたびたびサイドからの突破を図りますが、大体大のディフェンスに阻まれて後半はシュート0。試合はともに得点を許さ0-0の引き分けとなり、大体大の優勝が決まりました。
大体大は全11試合を終了しましたが、関学大は延期試合を3試合残しており、全国大会に向けての戦いが続きます。
びわこ成蹊スポーツ大学vs桃山学院大学、大阪体育大学vs関西学院大学の試合の模様はフリーメディアoneのFacebookで写真で紹介していますので、あわせてご覧ください。
