学生サッカーIリーグ、関西からは立命大Ⅰと関学大B2が全国大会に進出。

サッカー部の部員数は大学によってさまざまですが、名門校になると100名200名は当たり前です。そのうち試合に出場できるのは一部の限られた選手だけで、多くの選手はなかなか試合に出られません。そんな選手たちに出場機会を与えるため、2003年からインディペンスリーグ(Iリーグ)が始まりました。

学生リーグ同様に、Iリーグも地域ごとにリーグ戦が開催され、上位チームは全国大会である「Iリーグ全日本大学サッカーフェスティバル」に出場します。昨年は立命館大学Ⅰと大阪体育大学が関西代表として出場し、立命大Ⅰが優勝、大体大は3位の成績をあげました。

2020年、関西ではIリーグ所属の60チームが8ブロックに分かれてリーグ戦を行い、各ブロック上位2チーム・計16チームによるトーナメント「年間総合優勝チーム決定戦大会」が11月7日から開催されました。11月21日(土)にはヤンマーフィールド長居で準決勝が行われ、4チームが激突。去年の覇者である立命大Ⅰは関西学院大学B1と、関学大B2は立命大Ⅱと対戦しました。2試合とも準決勝にふさわしい激しい戦いの末、立命大Ⅰと関学大B2が勝利。全国大会出場を決めました。

全国大会の開催は12月。両チームの健闘と勝利を応援します!

 

Iリーグ2020【関西】年間総合優勝チーム決定戦 準決勝

第一試合 関西学院大学B1vs立命館大学Ⅰ

関西学院大学B1スターティングイレブン

GK41松本龍典選手、DF52木下哲郎選手、DF141北村万宙選手、DF3降旗光星選手、DF55水田和真選手、MF88梅木絢都選手、MF50高松翔真選手、MF49徳田竣希選手、MF40小延将大選手、FW95上野岳人選手、FW29濃野公人選手。

サブメンバー

GK1青柳彰真選手、MF25山下諒選手、MF56赤木恵選手、FW27根木洸希選手、FW99岡島温希選手、DF34岩城雄大選手。

 

立命館大学Ⅰスターティングイレブン

GK12中村優介選手、DF29畑中聡選手、DF73片桐耀佑選手、DF101鈴木貫生選手、DF13市川健志郎選手、MF15永山周平選手、MF14山森裕平選手、MF7宮島裕選手、MF8吉田宗太郎選手、FW155三田尻和哉選手、FW40工藤大雅選手。

サブメンバー

GK91北原一樹選手、DF6竹田豪選手、DF144南禅太選手、DF43森下基選手、MF59北野祐己選手、MF166曽根嵩之選手、MF25閼伽井凛平選手、MF106鈴木宝選手、FW17井上燎哉選手。

 

Aブロック1位の関学大B1とFブロック2位で去年全国制覇した立命館大学Ⅰの対戦。立命大は前半から積極的にシュートまでもっていきますが、なかなかゴールが奪えない状態が続きます。そんな中、試合が動いたのは53分。関学大FW95上野岳人選手がゴール前の混戦からシュートを決めて先制します。得点が欲しい立命大は、選手交代が功を奏します。81分にMF59北野祐己選手、86分にMF25閼伽井凛平選手と、途中から入った選手が続けざまにゴールを決めて逆転。立命大が全国大会出場を決めました。

 

準決勝第一試合の模様はフリーメディアoneのFacebookのこちらのアルバムで紹介しています。

 

 

第二試合 関西学院大学B2vs立命館大学Ⅱ

関西学院大学B2スターティングイレブン

GK131増田優作選手、DF54竹村健汰選手、DF23美藤倫選手、DF78井上純一選手、DF36柿本大成選手、DF12坂東隼選手、MF136足立聖人選手、MF45佐藤陽太選手、MF67倉貫直人選手、MF38倍井謙選手、FW96望月想空選手。

サブメンバー

GK37吉原大芽選手、DF20高木大輝選手、MF21濱本直大選手、MF97石山廉選手、MF146肥田稜平選手、FW51塩崎彰選手。

 

立命館大学Ⅱスターティングイレブン

GK42澤井元伸選手、DF26岸本大地選手、DF3前多駿佑選手、DF96竹島京介選手、DF74豊田大樹選手、MF82木村淳宏選手、MF88比嘉みちよし選手、MF34金森雄希選手、MF2徳束颯選手、FW11小宮健選手、FW32浅羽志苑選手。

サブメンバー

GK33久保剛瑠選手、DF120夘田雄基選手、DF47福家崚生選手、MF18中切秀真選手、MF46橋本尽選手、MF79細川竜希選手、MF39一色俊介選手、FW31大森颯樹選手、FW99藤田辰右衛門選手。

 

Bブロック1位の関西学院大学B2とGブロック1位の立命館大学Ⅱの対戦は、どちらも譲らない緊迫した試合になりました。前半を0-0で折り返すと、後半もお互いに堅い守備で相手になかなかシュートを打たせません。膠着した試合を動かしたのは、セットプレーでした。82分、関学大MF38倍井謙選手のコーナーキックをDF23美藤倫選手が頭で合わせてゴール。これが決勝点となり、関学大が全国大会出場を決めました。

 

準決勝第二試合の模様はフリーメディアoneのFacebookのこちらのアルバムで紹介しています。

 

Michio Kii

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