芝居や音楽はもとより、ファッション、アートと多面的に活躍する香取慎吾さんの個展「WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」が、4月20日（木）からグランフロント大阪で開催されています。（〜6月18日まで）
オープン前日となる4月19日（水）には記者内覧会を実施。香取慎吾さんも駆けつけ、子どものころからの夢だったという個展の全国巡回が大阪からはじまる喜びと意気込みを語ってくれました。
大阪展のために制作した完全新作も！ 約200作品を展示。
今回の「WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-」は、香取慎吾さんにとって3年ぶりとなる個展。前回、2019年にIHIステージアラウンド東京で開催された「BOUM！BOUM！BOUM！香取慎吾NIPPON初個展」では18万を超える人が集まり、大きな話題になりました。
このように、アーティストとしても注目される香取さん。唯一無二な感性から生み出される作品たちを、ひと目みたいと願っていた人は日本各地にたくさんいたはずです。その想いが届き、今回の展覧会は大阪、福岡、石川、福島など全国への巡回が決まっています。
巡回展のスタートとなる大阪会場は、グランフロント大阪北館 ナレッジキャピタル イベントラボ。地下に位置するスペースで、エスカレーターを降りて会場に足を踏み入れた途端に、独創的な〈香取慎吾ワールド〉に迷い込めます。
展示されている約200点もの作品のテーマは「闇」と「光」。香取さんのもつ深く重いダークな面と、周囲のものたちを笑顔にしてしまうハッピーなパワーを多くの作品から存分に堪能できます。
さらに、会場内の構成も絶妙。闇エリアと光エリアが、とても印象的に構成されています。そのダイナミックなコントラストを体感することで鑑賞者も自身の闇と光と向き合え、ココロを開放できるのではないでしょうか。
新作のタイトルをいうだけで、笑顔にできてうれしい。
展覧会のオープン前日となる4月19日には、記者内覧会を開催。香取慎吾さんは、大阪フェスティバルホールで行われたライブ「Black Rabbit」の終了後に駆けつけ、個展への想いを語ってくれました。
―― 今回、大阪展のために制作された新作が展示されています。
タイトルは「Let’s 大阪」。さっきまでライブをしていて、会場でタイトルを教えるとドカンとわきました。タイトルをいうだけで、みんなを笑顔にできてうれしいですね。
―― 何が描かれているのでしょう。
通天閣と道頓堀、真ん中には川が流れています。上にお城があるのですが、大阪城ではありません（笑）。ライブで（大阪展用の新作に）何を描いたかを聞いたら、（会場から）「大阪城」という声があって。なんで大阪城を描かなかったんだろうって思いました。
この作品はいろんなものが混ざり合っているのに、違和感がなくて楽しい。エンジョイが詰まっています。ぼくが知っている、ハッピーで華やかな大阪のイメージです。ライブをやっていても、（大阪の）ファンのみなさんは、あたたかくてやさしい。そんな大阪から、個展の全国ツアーをはじめられるのはうれしいです。
―― 大阪のファンのどんなところに、やさしさを感じますか？
“家族感”が強いのかな。（ライブでも）「来てくれてありがとう！」というより、「おかえり〜」という感じがあって、とてもあたたかくて好きです。
―― 今回の個展は全国を巡回します。意気込みを教えてください。
はじめての巡回展、ツアーです。大阪や福岡など各地の会場はそれぞれカタチや大きさ、天井の高さなど何もかも違いっています。作品の配置などにもぼくの想いがあって、各地で違った見え方をすると思います。大阪は大阪の楽しみ方ができるので、渋谷ヒカリエでの東京展を観てくれた方も大阪へ遊びがてら、この展覧会に足をのばしてくれるとうれしい。
―― 最後にごあいさつをお願いします。
個展をするのが、子どものころからの夢でした。いつか個展をしたいと思ってたくさんの絵を描いて、すべてをとってあります。それが全国を巡回できるなんて、夢のまた夢です。
この展覧会は、「夢って叶うんだ」の瞬間。ひとりでも多くの方に、ぼくの夢を見に来ていただきたいと思っています。ぜひ、遊びにきてください！
展覧会『WHO AM I -SHINGO KATORI ART JAPAN TOUR-』
開催期間：2023年4月20日（木）～6月18日（日） ※会期中無休
開館時間：平日 / 11:00～20:00 土日祝 / 10:00～19:00 ※最終入場は閉館30分前まで
会 場：グランフロント大阪 北館 ナレッジキャピタル イベントラボ
詳しくは公式サイトをご確認ください。
