映画『ミステリと言う勿れ』トークショー 菅田将暉さんと松下洸平さんが整くんビリケンさんと対面!

累計発行部数1,800万部を突破している田村由美さんの大人気漫画を原作とし、連続ドラマも大ヒットした『ミステリと言う勿れ』が映画化。9月15日の公開から5日間で観客動員数94万人・興行収入12.9億を突破するロケットスタートを切り、現在大ヒット上映中です。

9月20日(水)には、公開御礼トークショーを大阪・梅田で開催。主人公・久能整(くのう ととのう)を演じた菅田将暉さん、車坂朝晴(くるまざか あさはる)役の松下洸平さんが登壇。集まったファンたちに、大ヒットのお礼を伝えました。

 

うめきた広場は何回も来ている場所。

今回のイベントは「公開して終わりと言う勿れ」ということで、公開後もファンたちと交流をもち、映画の魅力をアピールするために催されたもの。会場となったグランフロント大阪・うめきた広場にはミステリ・ファン約4,000人が集まりました。

菅田将暉さんと松下洸平さんが登場すると待ち焦がれたファンたちから大きな歓声があがり、おふたりもうれしそうに手を振って応えます。最初のあいさつは大阪出身の菅田さんが務め「こうやってお仕事で大阪へ帰ってくるたびにうれしい気持ちになります」と地元でのイベント開催を喜びます。一方の松下さんは、「オオサカーーーー!」とコンサート会場のコール&レスポンスのようなノリでファンを鼓舞。この日のMCであるFM802のDJ・落合健太郎さんが同じように叫んで観客を盛り上げていたのを、舞台下から見ていたという松下さん。「やってみたかった」とキュートな笑顔をみせます。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪の様子

 

うめきた広場に集まった数多くの観客を見渡して「すごい」と驚く菅田さんに、改めてこの場所でのトークショー開催の気持ちを聞くと「何回も歩いたことがあって、お茶もしたことがある場所なので、不思議な気持ちでいっぱい」と感慨深げ。さらに大阪に来たら何をやっているのか?という質問には「なにをやっているんでしょうねぇ…」と思い出しつつ、「大阪にいたのは16歳までだったので行動範囲は梅田や心斎橋くらいまで。なので、その辺りに遊びに行きますね。古着を見たかったら中崎町にふらりと行ったり、阪急電車に乗ったりもします」。そんな菅田さんも梅田の変化にはとまどうそうで、「帰るたびに変わっているイメージ。全然、行きたいところに行けないですもん。10m先に行きたいだけなのに、ずっと移動していたりする」という印象を語ると、同じように感じている観客たちは大きくうなずいていました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪での菅田将暉さん

 

生の町田啓太は、拝みたいくらい美しい。

シリーズ最大の謎が描かれている本作にちなんで、トークでは菅田さん・松下さんの〈謎・ミステリ〉な部分が明かされていきます。共演者から事前にアンケートをとっており、波々壁新音 役の萩原利久さんから〈現場でごはんを食べているところを見たことがない。いつ何を食べているのか謎〉と問われた菅田さんは、「食べていますよ」と即答。ただ、「整くんはよくしゃべるので、お腹がいっぱいになりすぎると脳が動かなくなる。現場ではあまり食べないようにしていたかな」と告白します。それを聞いた松下さんは「映画やドラマを観てわかるように、整くんはめちゃくちゃしゃべります。でも、(菅田さんは)本当にNGをださないし、セリフをちゃんと覚えてくる。やめてほしいなと思いますよ」と同じ俳優としてスーパーな前例をつくってほしくないと嘆いていました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪の様子

つづく菅田さんへの〈謎・ミステリ〉は、狩集理紀之助 役の町田啓太さんから。〈存在そのものが不思議。前世の記憶とかありそうで、たまに拝みたくなる〉との謎に、菅田さんは「拝みたいのはこちらのほうですよ。生で町田啓太を見たことあります? めちゃくちゃ美しいから! ギリシャ神話にでてくる彫刻みたいで、毎朝、寝起きに見たい」と熱弁します。松下さんも「わかる! 映画のプロモーションでいっしょに取材を受けたとき、部屋に入ってきた町田くんに言葉を失ったもの。久しぶりの町田啓太はかっこよかった」と同調し、「映画でメガネをかけてくれていてよかった。ちょっと抑えてもらわないと芝居できないから」とふたりで町田さんの美しさを讃えます。ちなみに、菅田さんも松下さんも前世の記憶はないそうです。

 

また、このトークのあとに松下さんがマイクを落としてしまうハプニングが勃発! 「さすがですね。この世界に入って14・15年くらい経ちますけど、壇上でマイクを落とした人をはじめて見たかもしれない」と笑う菅田さんに、「ごめん!ごめん! ごめん!」と謝りつづけた松下さんでした。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪での松下洸平さん

松下洸平さんは「ライフかなづち」!?

共演者からの〈謎・ミステリ〉な部分の解明は松下さんへ。赤峰ゆら 役の柴咲コウさんから〈性格がミステリアス。すべての人に対等でやさしく、いつガス抜きをしているのでしょうか〉という疑問に菅田さんも「めちゃくちゃわかる。これだけ人当たりのいい人はあんまりいない」と共感します。当の松下さんは「そんなことないんですけどねぇ〜」と飄々とし、「物事をむずかしく考えない性格で、生き物として深いところまで潜れない体質。〈ライフかなづち〉というか、表面上でしか泳げないんです」と自身を評します。菅田さんから「表面でしか泳げないといっても、お芝居はぐわぁ〜と入り込んですごいじゃないですか」と突っ込まれると、「あれは役で、ぼくじゃない。役になればいろいろ考えて、今回の映画でも朝ちゃんとして潜っています。でも、ぼく自身はヘラヘラとしてプカプカ浮いている生き物なので」と謙遜します。

役者としての松下洸平を知る菅田さんは「最後のクライマックスとか、現場での松下さんを見ていると鳥肌が立ちました。演劇をがっつり舞台の上でやってきている人の一歩一歩の重みというか、映像では映りきらない人間の圧みたいなものがすごくて、(松下さんは)ヘラヘラしている人間には思えない」と反論していました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪の松下洸平さん

 

さらにトークは松下さんの〈謎・ミステリ〉を掘り下げる方向へ。狩集汐路 役の原菜乃華さんから〈手の親指の付け根あたりが一番おいしいといっていた〉ことをバラされると、「やっぱり、その話をするかぁ」と苦笑いをする松下さん。ポカンとしている観客に菅田さんは「すごくカラダを鍛えていてマッチョな町田くんの話題になったとき、メイク中の松下さんが“人間はここ(手の親指の付け根あたり)が一番おいしいと思う”と言い出して。それまでクリーンでさわやかな存在だったのにちょっと恐く見えるようになった」と説明してくれます。「でも、みんな同意してくれた」と異を唱える松下さんに、「大人なので会話としては同意するけど、我々が恐がっていたのは、その発想がでるということ」と菅田さん。松下さんは「そうかい…」と渋々納得していました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪の様子

 

整くん化したビリケンさんが登場!一番クオリティが高い。

大盛りあがりのトークショーが終盤にさしかかったころ、サプライズゲストが登場。大阪のシンボルでもある神さま「ビリケンさん」が久能整くんのトレードマークである天然パーマヘア&マフラーで〈整化〉し、おふたりに会いにきました。

スペシャル・ビリケンさんを見た菅田さんは、「今回(プロモーションで)いろんな方に〈整化〉していただきましたが、一番クオリティが高い! 完璧です。ありがとうございます」と感動しきり。松下さんも「かわいいですね!」と絶賛します。

フォトセッションでは、菅田さんと松下さん、整くんのビリケンさんが約4,000人のファンを前に記念撮影。この日限りのスペシャルな撮影が実現しました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪の様子

 

最後はおふたりからのメッセージが届けられます。まずは松下さんが「公開してそんなに時間は経っていないのですが、多くの方が観ているという話を聞いて本当にうれしく思っています。これからも上映期間はありますので、まだの方はぜひご覧になって、 整くんの数々の名言を体中に浴びていただきたいです」とあいさつ。つづく菅田さんは「大阪に来られてうれしかったです。暑いなか、みなさんありがとうございました。これからも『ミステリと言う勿れ』、映画も漫画もどうぞよろしくお願いします」と締め、会場からの大きな拍手に包まれていました。

映画『ミステリと言う勿れ』“広島編”公開御礼トークショーin大阪での菅田将暉さん

 

映画『ミステリと言う勿れ』

TOHOシネマズ梅田、大阪ステーションシティシネマ、TOHOシネマズなんば、TOHO二条、MOVIX京都、OSシネマズミント神戸などで公開中。

■映画公式サイト: https://not-mystery-movie.jp/
■公式 Twitter :https://twitter.com/not_mystery_
■公式 Instagram:https://www.instagram.com/not_mystery_not/

Ⓒ田村由美/小学館 Ⓒ2023 フジテレビジョン 小学館 TopCoat 東宝 FNS27社

masami urayama

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