半世紀を超えて、世界中で愛されつづける株式会社サンリオのキャラクター「ハローキティ」。その人気の秘密は、いつだってファン一人ひとりとのつながりにありました。
そんな“キティとわたし”の特別な関係にふれられる展覧会「Hello Kitty展 -わたしが変わるとキティも変わる-」 がついに京都に登場! 2025年9月25日(木)から12月7日(日)まで、京都市京セラ美術館で開催されています。
歴代のレアグッズや個性豊かなアーティストとのコラボ作品、そしてここでしか見られないオリジナル映像など、会場を歩けばいろいろな表情のキティと出会い、気づけば、もっとキティのことが好きになっている───そんな魔法のような体験が待っています♪
あのころをいっしょに過ごした「わたしのキティ」と再会できる。
日本には、世界で愛されるキャラクターが数多く存在します。その多くはマンガやアニメ、ゲームから生まれ、唯一無二のストーリーをまとっています。
では「ハローキティ」はどうでしょう?
1974年にデザインされ、翌1975年に発売されたグッズから誕生したキティ。プロフィールには “生まれはイギリス・ロンドン郊外、身長はリンゴ5個分、体重はリンゴ3個分” と記されていますが、特別な物語はありません。
ペンやペンケース、ポーチなど、子どもたちが日常で使う身近なアイテムとして存在し、勉強や遊びをともにしてきた。つまり、キティは「わたしの物語」にそっと寄り添う、いつもそばにいる友だちだったのです。
内覧会であいさつを行った本展監修の高桑秀樹さんも、「キティの世界では、主人公はキャラクターではなくファンのみなさんです」と語り、まさに「わたしとキティ」の世界を体感してほしいと願っています。
そして展覧会の会場では、小さなころから歩んできた「わたしとキティ」の歴史をたどることができます。
入口で出迎えてくれるのは、貴重な初期のぬいぐるみ。その愛らしさに心をほぐされながら進むと、ハローキティ史上最多規模となる圧巻のグッズ展示が広がります。これまで発売された数えきれないほどのグッズが並び、「このペンケース、小学校で使っていた!」「この水筒、クラスの友だちが持っていて憧れた!」と、忘れていた記憶が次々とよみがえるのです。
誰もが、あのころをともに過ごした「わたしのキティ」と再会できる、展示になっています。
フォトスポットで、新たな「わたしとキティ」の思い出を残して♪
グッズコーナーを抜けると待っているのは、ハローキティの進化を楽しめるエリア「Hello!Style」。誕生以来、時代とともに多彩なスタイルを取り入れ、ファッションやライフスタイルに自然と溶け込み、わたしたちを楽しませてきたキティの歩みが紹介されています。
さらに進むと、映像ディレクター・牧野惇氏によるオリジナル映像作品や、アーティストたちが「わたしとキティ」をテーマに描き下ろしたイラストレーションがずらり。ここでしか見られないユニークな表現から、これまで知らなかった新しいキティの魅力に出会えます。
個人的に心が躍ったのは、“キティちゃん×◯◯”というコラボレーションの歴史をたどるコーナー。コラボ先に合わせて自由自在に姿を変えながらも、どこまでも「キティちゃん」であり続ける、そのブレない存在感に改めて驚かされます。
そしてファン必見なのが「ご当地キティシリーズ」。全国各地で姿を変えたキティたちが勢ぞろいし、「これはもうキティなの!?」と思わずツッコミながら楽しめるユーモラスな展示です。
クライマックスを飾るのは、本展最大の目玉「フォトスポット」。大きなキティちゃんのまわりに歴代の人気グッズが並び、その世界観に入り込んで撮影ができます。あのころの思い出とともに、“わたしとキティ”の特別な一枚を残してみませんか?
ⓒ 2025 SANRIO CO., LTD. APPROVAL NO. SP660004
「Hello Kitty展 -わたしが変わるとキティも変わる-」
期間:2025年9月25日(木)〜12月7日(日)
会場:京都市京セラ美術館 新館 東山キューブ
開館時間:10:00〜18:00 (展示室への入場は閉館の30分前まで)
休館日:月曜日(祝日の場合は開館)
観覧料(税込):一般2,000円/高大生1,200円/小中生800円
展覧会の詳細は京都会場公式サイトをご覧ください。
公式サイト:https://www.ktv.jp/event/hellokittyexhibition-kyoto/