アニメ映画『ジョゼと虎と魚たち』大ヒット祈願イベント。中川大志と見取り図がリモート漫才に挑戦!

1984年に田辺聖子が発表した短編小説『ジョセと虎と魚たち』。35年以上の月日が経っても色あせない青春恋愛小説の金字塔がアニメーション映画になりました。主役の恒夫とジョゼを演じるのは国内長編アニメーションの主演声優は初となる中川大志と清原果耶。監督は『おおかみこどもの雨と雪』助監督や『ノラガミ』シリーズの監督を手掛けたタムラコータロー。フレッシュな組み合わせが、“新しいジョセ虎の世界”を創造しています。

映画は2020年12月25日から全国ロードショー。それに先駆け、映画の舞台となった大阪で大ヒット祈願イベントを開催。映画の重要なシーンに登場する海遊館に、東京からリモートで参加した中川大志さんと本作で声優に初チャレンジしている見取り図の盛山晋太郎さん、リリーさんが登壇しました。

 

ダイビングのシーンではマイクの前でシュノーケルをつけて演じた。

今回のイベントに来阪予定だった中川さんは、大阪モデルで非常事態を示す“赤信号”が灯ったため、残念ながらリモートでの参加。「高いところは苦手だけどHEP FIVEの観覧車に乗ってみたい」と大阪への思いを語ってくれました。

 

また、海が好きな大学生・恒夫を声で演じた中川さんは「恒夫がダイビングをするシーンでは、実際にアフレコブースのマイクの前でシュノーケルをつけながら息づかいやセリフを収録。地上でつけたのははじめてで、かなりシュールでした」と収録秘話を明かしてくれます。恒夫がアルバイトをしているダイビングショップの店長を演じた見取り図の盛山さんは「ものすごくNGをだしました。大阪出身で大阪人の役なのに自分の大阪弁がわからなくなり、途中エセ関西人ゾーンもあったのですが、乗り越えて西田店長という人情味のある男をやりきりました」と満足げ。相方のリリーさんはひと言しかセリフがない駅員役だったそうですが、「ぼくも20テイクくらいやり、監督から“もう少し違う表現でお願いします”と直にアドバイスされた」と初挑戦の声優に苦戦したことを披露。それに対し盛山さんは「ひと言やったのに、よくここに来られたな!」としっかりツッコんでいました。

 

トリオ「中川大志と見取り図たち」が大阪で爆笑を獲得!

イベントでは、M-1ファイナリストでもある見取り図と中川さんがこの日限りのトリオ「中川大志と見取り図たち」を結成。お笑いの聖地・大阪でリモート漫才に挑戦しました。

漫才は盛山さんとリリーさんが海遊館デートにでかけるという設定で、水槽に見立てたリモート用の等身大液晶パネルのなかで中川さんがペンギンやサメ、ジンベエザメになりきって登場。「全部いっしょやないか!」と盛山さんのツッコミが入ると、中川さんは「あっ、ロン毛のオコゼ!」と盛山さんに逆ツッコミ。初対面&リモートを感じさせない息のあった漫才を披露できたことに手応えを感じたのか、「来年のM-1は大志くんと3人で!」とリリーさんから中川さんへのラブコールも飛び出しました。

 

12月25日のクリスマスに公開されることにちなみ、絵が得意な中川さんと美術の教員免許をもっているリリーさんが“20秒で盛山さんの顔を描いてプレゼントする”企画を開催。「いくら20秒でもそれはない。愛を感じられない」とリリーさんの絵を見て辛辣にコメントした中川さんが満面の笑みでだしてきた似顔絵はオコゼの写真にロン毛を描き加えたもの。すかさず、盛山さんから「いや、だからオコゼ違うわ!」とツッコミが入っていました。

 

リモート漫才で笑いを獲得したあとはしっかり映画をアピール、本作でひと言しかセリフのなかったリリーさんは「コロナで大変ですが、落ち着いたら大志くんと声優論を交わしながら飲みたいと思います」とボケますが、相方の盛山さんは「大阪の方はいろいろなスポットがあるので楽しみながらご覧ください」とマジメモードであいさつ。最後は本作主演の中川さんが「あわただしい一年でしたが、映画館でホッとひと息。心があたたかくなるやさしい映画ですので、劇場で楽しんでいただけたらと思います」ときっちり締め、さらには「M-1決勝、がんばってください! 応援しています!」と年末の大舞台に挑む見取り図にエールを送っていました。

© 2020 Seiko Tanabe/ KADOKAWA/ Josee Projec

 

アニメ映画『ジョセと虎と魚たち』

監督:タムラコータロー

原作:田辺聖子『ジョゼと虎と魚たち』(角川文庫刊)

声の出演:中川大志 清原果耶
宮本侑芽 興津和幸 Lynn 松寺千恵美 盛山晋太郎(見取り図)  リリー(見取り図)

アニメーション制作:ボンズ

配給:松竹/KADOKAWA

2020年12月25日(金)より、大阪ステーションシティシネマ、なんばパークスシネマ、T・ジョイ京都、OSシネマズ神戸ハーバーランドほか全国ロードショー!

公式サイト:https://joseetora.jp/

masami urayama

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