関学大プレーオフへ。阪南大2位フィニッシュ。桃山大も全国へ。関西学生サッカー延期節。

12月13日(日)、関西学生サッカーリーグ1部延期試合最後の2試合が万博記念競技場で行われました。第一試合の京都産業大学vs関西大学は、関西大が京産大の猛攻を凌いで3-4で勝利。関西大は8位、京産大は10位でシーズンを終えました。第二試合の関西学院大学vs阪南大学は、阪南大に先制されながらも最後まで諦めない関学大が苦しい展開を覆して4-2で勝利。得失点差で桃山学院大学に及ばないものの5位に入り、全国大会第5代表決定戦に臨むことになりました。

京都サンガF.C.に入団が内定している関西大の長井一真選手、ベガルタ仙台内定の阪南大の真瀬拓海選手、そして12月7日にガンバ大阪内定が発表されたばかりの関学大の山見大登選手がスタメン。また、全国への出場が決まっている甲南大学の木村太哉選手がファジアーノ岡山へ、立命館大学の東野広太郎選手がロアッソ熊本へ、それぞれ入団内定が発表されました。

 

総理大臣杯とインカレが中止になったため、今年度は特例の全国大会「#atarimaeni CUP サッカーができる当たり前に、ありがとう!」が2021年1月6日から開催されます。関西からの出場枠は5枠で、大阪体育大学、阪南大学、甲南大学、桃山学院大学の出場がすでに決まっています。残り1枠を決める第5代表決定戦は、1部リーグ5位の関西学院大学をはじめ、2部・3部それぞれのカテゴリーの優勝チームがトーナメントを戦います。

 

順位(暫定)
1 大体大  勝点24 差8 率2.182
2 阪南大  勝点20 差8率1.818
3 甲南大  勝点20 差5率1.818
4 桃山大  勝点20 差4率1.818
5 関学大  勝点20 差2率1.818
6 びわこ大 勝点19 差3率1.727
7 立命大  勝点17 差3率1.700
8 関西大  勝点13 差-4率1.300
9 同大   勝点12 差-12率1.091
10京産大  勝点11 差0率1.000
11大院大 勝点7  差-12 率0.636
12近畿大  勝点1
※近畿大学の通年成績は最下位。第1節~第3節までの近畿大学の試合結果は記録に残り、第4節以降は不戦試合として対戦相手に勝点3が与えられます(スコアは記録されません)。ただし、順位決定の際に勝点が並び不戦試合のスコアが影響を及ぼす場合は、勝点はそのまま、得失点・総得点に関しては近畿大学との対戦スコアを除いた点数で順位を決定します。(近畿大学の第3節までの成績:△立命大1-1、●関西大1-0、●京産大1-4)
※チームごとに消化試合数が異なるため、最終順位は勝点を試合数で割る「勝点率」で決定します。

なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会は無観客試合となっておりますが、1部リーグの全試合は関西学生サッカー連盟公式YouTubeチャンネルで録画配信しています。

 

京都産業大学vs関西大学 

関西大は12月6日の試合で関学大にやぶれて迎えた最終戦。対する京産大は11月21日以来の試合となりました。試合は関西大ペース、前半からシュート8本と京産大ゴールを攻め、FW9沼田駿也選手、DF2坂口貴哉選手のゴールで2-0。京産大のシュートは1本に抑えます。後半は67分にMF25福井和樹選手が1点を返すものの、関西大はすぐさま反撃。70分にFW10福原涼太選手、77分にFW9沼田駿也選手のゴールで4-1と大きくリードを広げます。しかし試合はここから。京産大は79分にDF2吉木大喜選手が、81分にはFW13今岡陽太選がゴールを決めて1点差まで追い上げます。しかし関西大も最後は守り切り、4-3で関西大が勝利しました。

 

関西学院大学vs阪南大学

関西学生サッカーリーグ最後の試合は全国を懸けた大一番となりました。負けても大量失点しなければ全国大会出場が決まる阪南大に対して、勝たなければ全国への道が途絶える関学大。ともに激しい攻防が続く中、先制は阪南大、コーナーキックからDF24福宮弘之介選手のヘディングシュートが決まります。しかし関学大もアディショナルタイムにFW25平山湧喜選手のゴールで試合を振り出しに戻します。後半、再びリードしたのは阪南大、63分にDF2真瀬拓海選手のゴールで1-2と関学大を引き離します。しかし関学大は73分、79分と立て続けにFW26木村勇大選手がゴールを決めて一気に逆転。さらにアディショナルタイムにはガンバ大阪に内定したFW7山見大登選手が追加点をあげ、4-2で関学大が勝利しました。

 

京都産業大学vs関西大学、関西学院大学vs阪南大学の試合の模様はフリーメディアoneのFacebookでも写真で紹介しています。あわせてご覧ください。

Michio Kii

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