関西学生サッカーリーグ後期第8節5試合が10月31日（土）・11月1日（日）に開催されました。リーグも徐々に終盤に差し掛かり、各地で好ゲームが展開されています。注目の上位対決、大阪体育大学と立命館大学の試合は両者譲らずスコアレスドロー。びわこ成蹊スポーツ大学は阪南大学に、甲南大学は関西大学にドローで、上位チームはいずれも勝点1を積み上げました。一方、6位桃山学院大学が関西学院大学に勝利。桃山大は順位は6位と変わりませんが関学大に勝点で並びました。今季初めての敗戦となった関学大は5位。大体大とは勝点7差ですが、消化試合が2試合少なく直接対決も残しているため、まだまだ予断を許しません。また、京都産業大学と大阪学院大学は京産大が勝って順位を9位に上げました。残り3節、このまま大体大が無敗で優勝するか、桃山大、びわこ大、関学大のいずれかが黒星をつけるのか。優勝、そしてインカレへの期待を込めていよいよクライマックスを迎える関西学生サッカーリーグにご注目ください。
第8節 結果 10/31（土）・11/1（日）
大体大 0 (0-0) 0 立命大
関学大 1 (1-3) 3 桃山大
びわこ大 2 (1-0) 2 阪南大
関西大 0 (0-0) 0 甲南大
京産大 2 (1-0) 0 大院大
近畿大 – 同大（不戦試合）
※（ ）内は前半
順位（暫定）
1 大体大 勝点20(8) 6勝2分0敗 差9
2 びわこ大 勝点16(8) 4勝4分0敗 差4
3 立命大 勝点14(7) 4勝2分1敗 差6
4 甲南大 勝点14(8) 4勝2分2敗 差3
5 関学大 勝点13(6) 4勝1分1敗 差2
6 桃山大 勝点13(8) 4勝1分3敗 差1
7 関西大 勝点10(7) 3勝1分3敗 差0
8 阪南大 勝点10(6) 3勝1分2敗 差-1
9 京産大 勝点8 (8) 2勝2分4敗 差0
10大院大 勝点7 (9) 2勝1分6敗 差-8
11同大 勝点6 (8) 2勝0分6敗 差-12
12近畿大 勝点1 (11)0勝1分10敗
※（ ）内は試合数。不戦試合を含む。
近畿大学の通年成績は最下位。第1節～第3節までの近畿大学の試合結果は記録に残り、第4節以降は不戦試合として対戦相手に勝点3が与えられます（スコアは記録されません）。ただし、順位決定の際に勝点が並び不戦試合のスコアが影響を及ぼす場合は、勝点はそのまま、得失点・総得点に関しては近畿大学との対戦スコアを除いた点数で順位を決定します。
※近畿大学の第3節までの成績：△立命大1-1、●関西大1-0、●京産大1-4
第9節 11/7（土）・11/8（日）
大体大 – 桃山大
関学大 – 関西大
びわこ大 – 立命大
阪南大 – 大院大
京産大 – 同大
近畿大 – 甲南大（不戦試合）
なお、新型コロナウイルス感染拡大防止のため本大会は無観客試合となっておりますが、1部リーグの全試合は関西学生サッカー連盟公式YouTubeチャンネルで録画配信しています。
試合レポート
関西学院大学vs桃山学院大学
前節びわこ成蹊スポーツ大学との上位対決をドローで終えた関西学院大学。対する桃山学院大学は2週間ぶりの試合となりました。立ち上がりから積極的にシュートを放っていく桃山大は、開始8分MF19水津颯太選手が先制ゴールを放つと13分にもMF37三枝竜也選手が追加点をあげます。2点リードを許した関学大ですがGK1稲垣佳祐選手の好セーブもあり徐々に攻撃に転じていきます。26分にはFW7山見大登選手のシュートで1点差に。しかし、30分には再びMF19水津選手のゴールで関学大を突き放します。
2点を追う関学大、後半はFW7山見選手をはじめ積極的な攻撃でシュート数では桃山大を上回り、ゴール前でも混戦を繰り広げますが桃山大を崩すことができません。試合はそのまま1-3で桃山大の勝利。MF19 水津選手は2ゴール、MF三枝選手は1ゴール1アシストの活躍でした。
次節、関学大は関西大との関関戦。桃山大は首位大体大との対戦です。
大阪体育大学vs立命館大学
注目の上位対決は試合終了まで目が離せない緊迫した展開になりました。首位大体大に勝点6差ながら消化試合が1試合少ない立命大は、ここで勝てば一気に優勝が見えてきます。試合でも、立ち上がりから積極的に攻める立命大。しかし、大体大も簡単にはシュートを許さず、逆に立命大のゴールに迫ります。両者ともボール奪取で球際を厳しく攻め、ゴール前ではしっかりと守り、一歩も譲りません。激しい攻防は後半も続き、0-0のまま試合終了。ゴールシーンはなかったものの、迫力のあるプレーが随所で展開された見ごたえのある試合でした。
次節、大体大は好調の桃山大と対戦。立命大は2位びわこ大との上位対決です。
関西学院大学vs桃山学院大学、大阪体育大学vs立命館大学の試合の模様はフリーメディアoneのFacebookで写真で紹介していますので、あわせてご覧ください。
