Dive in Art 鑑賞する絵画から、体感する絵画へ。───アートとの関係を変える場所が今年もオープン! 没入体験型ミュージアム『Immersive Museum OSAKA 2025 印象派と浮世絵〜ゴッホと北斎、モネと広重〜』が、堂島リバーフォーラムで開催中です。〈~9月5日(金)まで〉
第3弾となる今回は印象派と浮世絵に焦点を当て、ゴッホやモネ、葛飾北斎、歌川広重らの作品を投影。音と映像により、名画の世界に入り込んだようなアート体験ができます。
6月5日(木)のメディアセッションには、公式アンバサダーであるAぇ! groupの正門良規さんが登場。名画の世界へ飛び込むイマーシブミュージアムを体験し、その魅力を伝えました。
今年もさまざまな反響が届くのを楽しみにしている。
正門良規さんは、昨年につづき二度目のアンバサダー就任。「2年連続での就任は、はじめての快挙だと伺い、驚きとともにうれしさがこみ上げてきました。2年連続で務めることで、『Immersive Museum』のことをよりわかっているつもりです」と喜びと意気込みを語ります。
就任一年目の昨年は多くの人から反響が届いたそうで「友人や、ご来場いただいた方からの感想を聞くことができて大きな喜びでした。今年もさまざまな反響を楽しみにしております。ぜひ、多くの方に足を運んでいただけたらうれしいです」と期待を口にします。
今回の『Immersive Museum OSAKA 2025』については、「芸術やミュージアムという響きに少し敷居が高いと感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。はじめての方でも、絵画が大好きな方でも、それぞれ違った視点があり、新しい体験ができると思っています。一枚でも見たことのある絵があるなら、ぜひ会場に足を運んでほしいです。ここでしかできない特別な体験になっていると思うので、ぜひ楽しみにしていてください」とアンバサダーとしてメッセージを送っていました。

メンバーの佐野晶哉とは、よくシンクロする。
会場で『Immersive Museum OSAKA 2025』を体験した正門さんは、「まずそのダイナミックさと没入感に圧倒されました。浮世絵と印象派がどうリンクしていくのかを視覚で、そしてカラダで体感できる場所は今までなかったと思います。絵を見比べると見え方が変わり、〈ほんまにこの絵とこの絵ってこれだけシンクロしてんねんや〉というのがカラダでわかる。見どころが多くため、“目が足りない”ほどです」と感想を述べます。
また、シンクロ体験としてAぇ! groupメンバーとのエピソードを教えてくれ、「佐野晶哉と、シンクロすることが本当によくあるんですよ。ちょっと恥ずかしい話なんですけど、お手洗いに行くタイミングが毎回いっしょだったり、新幹線で自分がファッと立つと佐野もファッと立ち上がったり、そういうことが頻繁にあるんです。毎日、気持ち悪いぐらいシンクロしていますね。まあ、メンバーとして同じルーティンで生活しているから、というのもあるかもしれないですけど。本当に不思議なぐらいタイミングが重なることが多くて、自分でも驚いています」と笑顔を見せます。

オープニングの『熈代勝覧』にも圧倒された。
とくに印象に残っている作品を問われると、正門さんは「ゴッホの『ひまわり』に変わっていくところです。可愛らしい色使いで、時間を忘れて没入できるような気がしました。オープニングの活気あふれる江戸を描いた『熈代勝覧』も圧倒されたシーンのひとつで、〈900人の人物が動き出す表現に、絵画の持つ動きや音が想像できる〉という果てしないパワーを感じました。クライマックスのシーンでは、絵が動いて波が押し寄せるような感覚になり、アートが生きている臨場感がありました。今の時代の表現だからこそできたと感じています」と回答。さらに、「音楽にも注目してほしいです。何を見るか、どう考えるかなど全て好きにできるところが魅力だと思います。タイムスリップしているような気分も味わえました」と絵画と音楽が融合する体験型ミュージアムの魅力も教えてくれます。
本展は、AI技術を活用した体験(有料)もできます。「昨年からパワーアップした『AIゴッホ』『AI北斎』体験もおすすめです! とくに今回加わった北斎バージョンは、自分の絵が浮世絵タッチになるおもしさと、背景が選べる(出身地なども)ロマンが感じられます。〈本当にぼくかな?〉と思うけど、〈浮世絵のタッチだときっとこうなるんだろうな〉というのがいいですね。私の絵にも大阪城と城下町のような背景で描かれていてうれしかったです」と自身が体験したからこそわかる楽しさを伝えてくれました。

『Immersive Museum OSAKA 2025 印象派と浮世絵~ゴッホと北斎、モネと広重~』
会期:2025年5月31日(土)〜9月5日(金)※2025年6月24日(火)〜2025年7月3日(木)を除く
会館時間: 10:00〜20:00 (最終入場19:00)
会場:堂島リバーフォーラム
料金(税込):
[前売]一般(平日)2,500円、(土日祝)2,700円、中・高校生1,800円、小学生800円、障がい者割引2,000円
[当日]一般(平日)2,700円、(土日祝)2,900円、中・高校生2,000円、小学生1,000円、障がい者割引2,000円
[天空美術館特別セット券]一般(平日)3,300円、(土日祝)3,500円、中・高校生2,200円
※小学生以上チケット必要、未就学児は保護者同伴に限り2人まで入場無料。
詳しくは公式サイト・SNSをご確認ください
公式サイト:https://immersive-museum-osaka.jp/