6月29日、「アミノバイタル®」カップ2025 第54回関西学生サッカー選手権大会の決勝戦6月29日に開催されました。
関西学生サッカー選手権は、関西学生サッカー連盟所属の全54チームがトーナメント方式で戦う大会で、上位6チームは総理大臣杯全日本大学サッカー選手権大会の出場権が得られます。5月25日に1回戦が始まってからおよそ1カ月。6月20日の準々決勝では関西大学、阪南大学、立命館大学、京都産業大学がベスト4に入って総理大臣杯出場を決め、6月28日の5-6位順位決定戦では関西学院大学と大阪経済大学が総理大臣杯の残り2枠を決めました。
6月29日は万博記念競技場で3位決定戦と決勝戦の2試合が開催され、決勝戦は3,332人の観客が春季王者を決める試合に注目しました。
3位決定戦 立命館大学vs関西大学
1部リーグで現在2位の関西大学は、今シーズン2部リーグで戦っている立命館大学と対戦しました。先制したのは立命大、前半10分MF2瀬崎耕平選手、31分FW20小森八万豊選手、39分DF29木村誠之輔選手が、いずれもMF19山藤大夢選手のコーナーキックからのチャンスを決めました。3点を追う関西大は前半アディショナルタイムにMF24黒沢偲道選手が1点を返して前半終了。しかし後半開始早々の47分に立命大はFW18野見明輝選手が追加点。関西大もアディショナルタイムに黒沢選手が今試合2点目のゴールを決めますが、試合は立命大が4-2で勝利しました。なお関西大はザスパクサツ群馬内定のGK1山田和季選手が先発、ジュビロ磐田内定のDF3吉村瑠晟選手が後半途中出場しました。
決勝戦 阪南大学vs京都産業大学
ここまで姫路獨協大学、近畿大学、大阪経済大学、立命館大学を破ってきた阪南大学。一方の京都産業大学は摂南大学、びわこ成蹊スポーツ大学、関学大、関西大を破って決勝に進出しました。試合は京産大が開始4分にMF8末谷誓梧選手のゴールで先制。その後も両サイドを大きく使って阪南大ゴールに迫ります。しかし阪南大は45分にMF23篠田純之助選手のゴールで同点に追いつくと、56分にはMF29秋末翔也選手が逆転のゴール。京産大も反撃に出て何度も阪南大ゴールに迫りますが、阪南大は得点を許しません。試合は2-1で阪南大が勝利し、関西学生春季チャンピオンの座を手にしました。なお阪南大はセレッソ大阪内定のFW10金本毅騎選手が先発しました。
この日の大阪はよく晴れて、最高気温は33.6度の真夏日。試合は14:30と17:00のキックオフでしたが、会場の準備は正午ごろからのスタートです。関西学生サッカー連盟の学生幹事・準幹事たちは、暑さの中でも設営やセレモニーのリハーサルなどに取組んでいました。みなさんお疲れ様でした。