【南紀オレンジサンライズFCコラム #2】人生を懸けた勝負

『サッカークラブを通じた地域創生を目指して!』 和歌山県みなべ町・田辺市で活動を予定しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」のスタッフリレーコラム。第二回目は初代監督に就任した峯上裕樹より「監督就任への想い」についてお話します。

 

 

ご挨拶

この度、南紀オレンジサンライズFC監督に就任する事になりました峯上裕樹と申します。和歌山県田辺市、みなべ町から若者がサッカーを通じて常に挑戦し、駆け上がっていく姿を楽しんでいただけたらと思います。サッカーだけではなく農業が盛んなこの街に対して貢献し、より具体的な地域密着と街づくりが出来るよう努力してまいります。

 

監督就任に対しての想い

私は現在25歳です。大阪府阪南市で生まれ育ち、高校生の頃まで大阪で過ごしていました。高校卒業後、新潟県にあるサッカーの専門学校のJAPANサッカーカレッジに入学し、主に試合運営のノウハウやサッカースクール事業などを学ばせていただきました。その後は、街クラブでの指導者や栃木シティFC(関東サッカーリーグ1部)にてトップチーム主務などを経験させていただきました。今思うと、サッカーにおける現場や裏方など全てを経験してきたんだなと感じます。

2020年からは再び指導者に復帰する他、サッカー選手のマネジメント事業を開業するなど新たなチャレンジを行ってきました。しかし、自分自身新たにチャレンジを始めた事が上手く軌道に乗り始めたと同時に、指導者として「このままでいいのか?」と感じる機会が増えていきました。日本サッカー界では20代でJクラブのコーチを経験したり、林舞輝さん(現浦和レッズコーチ)のように監督として活躍されたりする方々も徐々に現れ始めています。

現在、その象徴的な存在として注目を集めているのが福山シティFC監督の小谷野拓夢さんだと感じています。自分より2つ歳下の指導者が素晴らしいチームを作り上げ、天皇杯という日本サッカー界で権威のある大会で強豪チームを薙ぎ倒していく姿に心が震えました。「このままじゃダメだ。」と心底思いました。指導者として人生を懸けた勝負をしないといけないと強く決意し、この度の監督就任へと至りました。

しかし、どれだけ言葉を並べても林コーチや小谷野監督のような指導者として誇れるキャリアは私にはありません。それでも失う物も無いのです。彼らにあって、私には無い物を考えるのではなく、彼らに無くて私にある物を考えます。きっと、それらは今まで自らが歩いてきた道の上にあると確信しています。このクラブと共に歩んでくれる選手と共に、スタッフと共に、そしてこの街の方々と共に。指導者として、人間として成長していければと思います。

ただ、何はともあれ初めての事だらけで少し緊張しております。笑
しっかりと強い気持ちで前進してまいります。これからの南紀オレンジサンライズFCに期待していて下さい。

 

 

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※過去のコラムはこちらからご覧いただけます。
【南紀オレンジサンライズFCコラム #1】サッカークラブの新たな可能性

 

プロフィール
峯上 裕樹(みねがみ ひろき)
1996年1月4日生まれ。大阪府出身。
JAPANサッカーカレッジ卒業後、街クラブでの指導者や地域リーグのトップチーム主務などを経験。現在は育成年代の指導やサッカー選手のマネジメント事業にも取り組む。この度、南紀オレンジサンライズFCの初代トップチーム監督への就任が決定し、和歌山県で新たなキャリアをスタートさせる。

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