【南紀オレンジサンライズFCコラム #65】積み重ね

『サッカークラブを通じた地域創生を目指して！』　和歌山県の紀南地方を中心に活動しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」のリレーコラム。今回は殿垣賢介選手からの投稿です。

【2年目を迎えて変わったこと】

1年目の昨シーズン夏に右膝に全治8ヶ月の怪我をしてしまったため、2年目の今シーズンは離脱することなくシーズンを戦い抜くことを個人の目標の1つとして決めていました。そのため、昨シーズンよりもコンディション管理に気をつけるようになりました。
どれだけコンディション管理を徹底していたとしても、怪我をする可能性はありますし、疲労が蓄積すれば体調不良やコンディション不良に陥ることはあります。
実際に復帰をしてからも身体のバランスが崩れていたり膝を庇うことで他の部位を痛めたりとなかなかコンディションが安定しませんでした。
もちろん多くの選手が大小様々な痛みと向き合いながらプレーしているのも事実です。
ただ怪我の可能性を少しでも低くするために、そしてよりよい状態でプレーするために、できることはあるので、ストレッチ・休息・食事など当たり前のことを改めて見つめ直し、その他にもいろいろと試してみて、何が自分に合うのかを模索しながらコンディションをさらにあげていきたいです。

【和歌山に移住して感じたこと】

私が住んだことのある岡山、香川、和歌山、どの場所も本当に素敵でありそれぞれに良さや見所があります。和歌山で言うと、自然が特に印象的です。
その中でも海は本当に綺麗です。岡山や香川で見ていた瀬戸内海にはたくさんの島があり「多島美」と言われるように、海を見ると島がたくさんありました。（多島美も素敵なのでぜひ訪れてみてください）
しかし、和歌山は「見渡す限り海」で、今までとは違った景色です。今まで馴染みのなかった景色なので新鮮に感じられます。
「馴染みのなかったものが日常に変わる」これが移住の醍醐味の1つだなとも感じます。

【今後の目標】

目先の目標で考えると、今シーズンのリーグ戦では必ず優勝し、1部へ昇格すること。ただ、チームにとって1部昇格は最終地点ではなく、通過点です。
その先にある関西リーグ昇格のためには、現状の結果に満足するのではなく、今から個人としてもチームとしても、もっともっと成長しなければなりません。
とは言え、上のカテゴリーに進むには近道はありません。目先の目標とさらにその先にある目標、その両方をぶらすことなく日々を積み重ねることでチームが目指す場所に近付くはずです。
紀南地域に今よりもさらにサッカーが根付き、南紀オレンジサンライズが根付き、街が盛り上がる姿を私は見たいです。
それを実現するためにもぜひ一緒に歩みを進めましょう。