【南紀オレンジサンライズFCコラム #9】自分を信じて

『サッカークラブを通じた地域創生を目指して!』 和歌山県の紀南地方を中心に活動を予定しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」のリレーコラム。第九回目は2022年からの入団が決まっている奥田宗幸選手からの投稿です。

【はじめに】

はじめまして奥田宗幸です。今回リレーコラムという事で、地元の皆様がご覧になる機会があればいいなと思っております。

智辯学園和歌山の野球部の全国制覇おめでとうございます。私の地元は福岡でソフトバンクホークスがある為、野球熱が大変高い県になってますので智辯対決も大きな話題になりました。本当におめでとうございます。

 

【サッカーとの関わり】

ここからは私のサッカーの話をさせていただきます。

「私がサッカーに出会い、始めたのは小学校6年生。Jリーグ開幕元年です。」と言いますと勘違いされがちですが、Jリーグの存在も知らず興味もありませんでした。幼少から武道をして運動神経がよく、なんでもできる私にとって足で物を蹴るスポーツは行儀が悪く上手くいかない初めてのスポーツでした。初めての挫折からこのスポーツをすることを決め、そこからはずっとプレーしていますし、この大好きなスポーツから離れることは生涯ないです。

中学の時は学校にサッカーを知っている顧問もいなく、練習メニューや戦術、レギュラーも自分らで考えました。高校時代は良き監督には恵まれましたが、自分の幼稚さから干されました。それでも大好きなサッカーを辞めるという選択肢はありませんでした。社会人でも地域がら怖い先輩達に揉まれました。そして27歳の時にアルゼンチンにも行きました。転勤が多く色々な土地で色々な性格、レベルの人とプレーしてきました。

 

【クラブに入団した理由】

私の経験はきっと南紀オレンジサンライズの為になると確信し入団を決めました。誰よりもサッカーに対して情熱を傾けてきました。その中で多様な人間性にも触れてきました。チームとして30人近くの人が関わる中でその経験が役に立ちます。

単純に地方移住や農業に興味があり、かつサッカーができる。これ以上私にぴったりな求人があるでしょうか?もう一つの素直な理由は、後何年高いレベルでプレーできるかはわかりません。最後くらい必死こいてサッカーがしたいと思ったんです。その姿を見てみんなが触発されればそれだけで私の存在意義がありますから。

実は南紀オレンジサンライズと出会う前に、私はサッカーの運営の仕事に関わりたくて日本中のJリーグのホームゲームを観て回りました。もちろんJ1からJ3全てです。ホームにより当然運営方法は違いますし、現地に行けば下部組織を感じることもできます。なので、南紀オレンジサンライズではその経験も還元できる様にしたいです。スタッフとしてサッカーに関わろうとした私に、まだプレーをする機会を与えてくれた大切なチームですから。

 

 

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※過去のコラムはこちらからご覧いただけます。

【南紀オレンジサンライズFCコラム #1】サッカークラブの新たな可能性
【南紀オレンジサンライズFCコラム #2】人生を懸けた勝負
【南紀オレンジサンライズFCコラム #3】自分なりにチームをサポート出来ること!!
【南紀オレンジサンライズFCコラム #4】諦めかけた夢
【南紀オレンジサンライズFCコラム #5】好きなことに生きる
【南紀オレンジサンライズFCコラム #6】スポーツ選手を育成する
【南紀オレンジサンライズFCコラム #7】南紀オレンジサンライズFCと農業
【南紀オレンジサンライズFCコラム #8】農業体験(梅の収穫)を終えて

 

プロフィール
奥田 宗幸(おくだ むねゆき)
1983年1月10日生まれ。福岡県出身。
サッカーと出会ったことで生活の中心がサッカーになる。行きたい土地に行き自由にサッカーで人と関わることで得た体験、知識はかけがえないものだと感じながらも、どこかひとつの場所で何かを成し遂げることの素晴らしさの良さにも気付き始める。
好きな言葉は「BELIEVE IN MYSELF」

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