【南紀オレンジサンライズFCコラム #45】刻石流水

『サッカークラブを通じた地域創生を目指して！』　和歌山県の紀南地方を中心に活動しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」のリレーコラム。今回は水本龍之介選手からの投稿です。

【クラブに入団して変わったこと】

生活がガラッと変わりました。
僕は3月まで大学生だったので、4月から社会人になって生活のほとんどが変わり、少し慣れるまでに時間がかかりました。
生活の中で特に変わったのは、睡眠、食事の面です。
朝起きるのが苦手で、移住当初はアラーム３つで朝と戦っていましたが、今では自然と決まった時間に起きれるようになった気がします（笑）
食事の面ではストレスをかけたくないので自分の食べたいものを作って食べるのですが、多少は身体に気を遣って料理したりしています。
また親元を離れての生活ということもあり、改めて両親の有り難みを感じながら、日々生活しています。
半年経った今では、生活環境の変化にも順応でき、普通に生活できていることが幸せだとしみじみ思います。

【移住して気付いたこと】

一言にまとめると『住めば都』です。
大阪出身ということもあり、失礼ですが来た当初は不便だなと思うことが多くあったりしました。
ですが、生活していくうちに不便に思うことも無く、むしろ住みやすく、サッカーにも集中できる環境だと気づきました。
そして何より、地域の方々が温かい人でいっぱいだということです。
街中では声を掛けていただいたり、職場では常にチームのことを気に掛けていただいたり、
試合会場では公式戦、練習試合に関係なく沢山のサポーターの方々に足を運んでいただき応援や多くの差し入れをいただいたりと、
感謝してもしきれないほど本当に幸せな環境でサッカーができているんだと改めて感じています。

【今自身が1番力を入れていること】

何事にも力を入れすぎずに取り組んでいることが、1番力を入れていることです（笑）
つまり、脱力感を持つことがここ最近で1番意識していることです。
私生活でも、サッカーでも良い脱力感を持ってすれば上手くいくことのほうが多い気がします。
それは身体的にも精神的にもです。
僕の価値観として、好きなことをし続けることが自分にとっての1番の幸せだと思うので、
これからも何事も力を入れすぎないよう取り組んでいければいいなと思います。

【地域貢献に関わって感じたこと】

これまで農家さんのお手伝いや地域のイベント参加、新聞掲載やラジオ出演など、普段できないような経験をさせていただいています。
その経験や交流などを通じて、今年始動したばかりのチームにも関わらず、
多くの方々に応援、企業の方々にサポートしていただいていると強く感じます。
こうしてクラブに関わる方々の期待に応えるためにも、僕たちは感謝の気持ちを忘れずにサッカーの結果だけでなく、
立ち振る舞いなどでも恩返ししていきたいと思っています。
そんな多くの方々と良い街、良いクラブを創っていき、共に歩んでいきたいと思っています！