【南紀オレンジサンライズFCコラム #34】変化

『サッカークラブを通じた地域創生を目指して！』　和歌山県の紀南地方を中心に活動しているサッカークラブ「南紀オレンジサンライズFC」のリレーコラム。今回は吉村彰吾選手からの投稿です。

【クラブに入団して変わったこと】

昨年度は大学四年生で卒業研究が中心の生活でした。
しかし、今年度に入ってからはサッカー中心の生活となりサッカーについて考える時間が格段に増えました。
さらに、サッカー選手としてパフォーマンスを上げるために食事のバランスや生活リズムなどを意識するようになりました。
私自身24年間実家暮らしであったため自炊を一切したことがなく手探りの状態ですがだんだんとこの生活に慣れつつあります。

【移住して気付いたこと】

農家の方はご高齢の方が多いイメージであったことから農業に対してそこまで大変というイメージがありませんでした。
しかし、いざ農家さんの手伝いに行くと腰や背中への負担が大きく大変な作業もたくさんあり、以前までの自分のイメージとは全く異なっていました。
この作業を毎日おこなっている農家さんに対して尊敬の念を抱くばかりです。

【今自身が1番力を入れていること】

現在、私が最も力を入れているのは肉体改造およびドリブルの強化です。
平日仕事から帰り、自室に入ってしまうとそのまま疲れて寝てしまうので、体に鞭打って上富田のスポーツジムに向かいます。
ジムの横に小さな公園があり、ボールを蹴ることができるので、暗くなるまでドリブルやシュート練習をします。
ボールを使ったトレーニングの後に筋トレのためジムに向かいます。
ジムではチームのトレーナーである柳生さんやジムのスタッフの上野さんに筋トレの正しいフォームなどのご指導を頂いております。
その甲斐もあり最近の練習では少しずつ身体のキレを感じています。
以前よりも相手を抜ける場面やシュートを決められる場面が増えたように感じています。

【地域貢献に関わって感じたこと】

先ほど述べたように農家での作業は想像よりも体力が必要です。
しかし、作業が終わった時の農家の方々の「ありがとう」や「助かった」などの感謝の言葉を聞くことにより、やり甲斐を感じることができます。
また、職場の方が「紀伊民報の記事に載ってたね」、「今週末の試合も頑張って」などと声をかけてもらえると、この地域の方々の温かさに気づくとともにここに来てよかったなと感じます。
地元で支えてくれている方々や今まで支えていただいた方々の期待に応えるため、何よりも自分の為にもこれからも粉骨砕身の覚悟で努力していきます。